目連尊者口説(それ昔の)

それ昔のその昔 目連尊者の母君が 死して冥途のその道で
八幡地獄に落ち至る そのとき亡者が浮かばれず 尼と坊主が皆寄りて
施餓鬼供養を読むけれど それでも亡者が浮かばれず 大衆大衆が皆寄りて
七月七日を盆として 踊りと云うことを企てる そのとき亡者が浮かびくる